新素材水中糸プロトB-005モニターレポート

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氏名:J.Y

レポートNO.1

 

<使用日>平成21年6月7日(日)

<使用した河川> 栃木県箒川

<使用したポイント>(チャラ瀬・トロ等複数記入可)

早瀬、急瀬(瀬落ち)

<河川状況>(増水、渇水、濁り等)

渇水ぎみ。にごりなし。

<本日の釣果>

 9匹(プロトB-005使用時のみ:約3時間)   

<仕掛け図>①~④までは必ずご記入ください。

①    プロトB-005の使用M数 4m

②    つけ糸の素材及び号数と長さ(上側と下側両方) 上ナイロン0.4号1m、下ナイロン0.25号20cm

③    天上糸の素材(ナイロン・フロロ・PE) PE0.6号4m

④ オモリ使用の有無 なし

20090618-2

 

 

 

 

 

 

<トラブルの有無> なし

使用当日のプロトB-005に起因するトラブルはありませんでした。ただ、回収不能の根掛りを2回もやらかしてしまい、意図的にラインを切断しました。1回目は下付け糸のジョイント部分、2回目は下付け糸が切れプロトB-005自体は元の長さのままで済みました。

使用後にラインの傷を発見しました(後述)。

 

 

<糸の硬さについてどう感じますか(選択)> やや硬い

透明になったことでナイロンやフロロのような滑らかな軟らかさを想像してしまいましたが、結び目を作ろうとすると複合メタルのように角々とした曲がり目になるのですね。

全体の硬さについてはやや硬いように感じましたが、適度な張りがあるといった感じです。

<糸の重さについてどう感じますか(選択)> 軽い

比重から言うと軽いと思います。ただ、ゼウス、タフワン、プロガードと使ってきましたが軽さのデメリットを感じたことはありません。強いて言えば、選択肢として重いラインがあればよいかな。

<コスレに対する強さについて(選択)> ?(評価保留)

ラインの表面が滑らかでコスレ対策に役立っていると思います。使用後にコーティングの剥がれを見つけたので、次回以降もコスレやすい部分を観察します。今回は評価を保留します。

<その他自由記入欄>(どのようなことでも結構です。自由なご意見をご記入ください)

『ファーストインプレッション』

「おっ、透明じゃん!!」プロトB-005をはじめて手にしたときの印象です。今まで乳白色、黒色など不透明だったので新鮮な驚きでした。反面、ラインを見失ったとき見つけにくいかな?

透明もいいけど、芯とコーティングの色をガラッと変えて、傷ついた部分が見て分かるようにするのもアイデアだと思うのでですがいかがでしょうか?

スプールからラインを引き伸ばしてみると糸癖がプロガードより強いのが気になりました。もちろん実釣にはなんら影響はないのでしょうが、「少し扁平かな」と考えてしまいます。

『仕掛けの特徴』

天井糸は伸びのないPEラインです。さらに背針を多用するため、鮎が掛かったときの水中糸への負担は相当なものだと思います。感度は良いけれど高切れは覚悟の仕掛けです。高切れしたら・・・、ライントラブルとして報告させていただきます(笑)。

『当日の状況』

仕掛けをロッドにセットし目印の位置を調整します。3回編込みした4つの目印の移動もスムースでよい感じです。

流れ藻(箒川は大きい金魚藻が良く流れてくる)にも何度かあたりましたが、ぜんぜん問題ありませんでした。蛇籠のネットに根掛りさせてしまいましたが、プロトB-005は切れず、0.25号の付け糸が切れました。岸辺の草や木の枝にでも引っ掛けない限りラインブレイクしないような気がします。

『翌日のメンテナンス』

使用した翌日にラインの点検と下付け糸の交換を行いましたが、下付け糸の編みつけ部分から20cm上の場所にラインの痛みを発見しました。ラインからひげが出ているようにささくれていました。取ろうとするとまるで裂けるチーズやかにかまぼこのようにきれいに縦方向に裂けてしまいました。たしかに傷つきやすい部分ではありますが、コーティングが裂けるように剥がれるというは初めて経験しました。

石ずれのせいか?えびになったときに針で傷ついたのか?は分かりませんが、次回はつけ糸の長さを30cmに伸ばしてみます。あわせて傷のつき方にも注意してみようと思います。

20090618-1

気がついたときは3cmほど二股に裂けていました。

引っ張ると切れ端まで15cmほどきれいに裂けてしまいました。