秋田県 秋田市 岩見川本流
2013年9月14日
会社員の私にとっては渓流シーズンラストチャンスの3連休となるのだが、週間予報は3連休が近づくにつけ傘のマークが増えて来るし、また台風18号の接近→上陸の予報と気持ちにも暗雲が立ち込めて来ていた。
週間予報からも確実に釣りが出来るのは14日土曜日オンリーになりそうだったので、数を釣るか大物狙いでストイックに1尾にこだわるか悩んだのだが、後者に希望を託して勝手知ったる地元の川で年間を通して目星を付けた点在する尺ポイントを1つずつ探って行った。
あくまでドライにこだわったので、時期特有のムラ+本流という無反応状態が集中力を途切れさせ、数を釣りに行っていれば…と少し後悔の気持ちが出てきても残り2日は出直しも出来ないので、自分に“集中”を言い聞かせキャストを繰り返した。
時折顔を出したアベレージサイズの山女魚は色付き初めており渓魚からもシーズン終盤が伝わってきた。
一番の有望ポイントである堰直下のプールに到着して(ここのポイントは夏にイブニングで尺上をキャッチしている)数本の流れの筋を探ったが反応するのは来年に期待するサイズの個体ばかりでラストを締めくくる大物のエンディングを半ば諦めて一度流した左岸の岩盤寄りをもう一度流した時に事は起こった、明らかにここ数年見た事がなかったサイズの山女魚が水面を割って拳大の顔を出してフライをくわえた!ドリフト→フッキングは自分の中では100点だったので不安要素は全くない状態でライン→リーダーと手繰り寄せいよいよランディングとなった時に、勝利の油断と間近で見た魚体の大きさの動揺でネットにすくう寸前で走られ、堰のエグレに入られ根ズレであえなくティペットブレイクという結末になった。
(間近で見て40cmオーバー間違いなし!)
2日前の映像がまだチラついても台風の影響で大雨、増水で川にも出れずタイイングの合間にレポートしております。
使用タックルは、8ft 10in・#1
使用フライは、#12 テレストリアル各種
リーダーシステムは、ウルトラロング5X 18ft にウルトラティペット5X を4ft継ぎ足しの全長22ftシステム