エリア：秋田県 北秋田郡上小阿仁村 小阿仁川水系
釣行日：２０１４年６月２８日～２９日
梅雨入り時は多少の降雨はあったものの、空梅雨ぎみで渓は若干渇水気味だったので、連日の暑さから逃れ涼を求めて支流の源流部を中心に今シーズン初のウェットウェーディングでの遡行をした。
いつものように＃12のテレストリアルパラシュートをパイロットフライに始めたが、少し様子がおかしい？
フライを認識して手前までくるのだがフライをくわえるまでにはいかない、先行者の痕跡もないし定石通りの付き場に魚は定位しているのでフライサイズを＃14に落として流すと何の疑いもなく飲み込む勢いで素直に出てくれた。言うまでもなくその後は爆釣と言えるくらいの釣果だった。(男前の尺イワナも！)
考えられるのは渇水気味の条件が渓魚の警戒心を強くさせてしまっていたのではと思われ、水深が膝下で定位している個体は＃16でやっと出てくれるような状態だったし、勿論アプローチもかなり慎重性が必要で、例えば落ち込みに落とす時は2つ下の落ち込みの立ち位置からプレゼンテーションするような距離を充分にとって狙わないとたちまち走られる結果になってしまう。
今はブユもいなくなりアブまではまだ余裕があるしハチもまだ活発ではないので嫌な虫も気にせず(クモの巣は相変わらず)暑さもほどほどで快適に楽しめる貴重な時期だし魚の活性もベストに近いので秋田の渓で楽しみたい方ははずせない旬ですよ！
リーダーシステムはプロトタイプ14ft 5Xにティペット 5X～6X 4～6ft継ぎ足で全長18～22ftのシステムで釣り上がった。
使用タックルは、7ft10in ・#1
使用フライは、僅かな増水気味だったので大型の#14～＃16 テレストリアル各種(パラシュート主体)
