釣行日 : 8月7日
エリア : 秋田県 秋田市 岩見川水系
秋田は梅雨明けしてから連日の晴天と真夏日が続き、にわか雨による多少の水の動きはあっても全県的に河川は減水傾向だ。
自宅近くの岩見川も例外になく平水の7割程度の水量になっている。この時期に雨が無いとアブも猛威を振るい入渓点に到着しても車の周りのアブの歓迎を見るとつい車から降りる気が退けてしまう。
朝8時頃に現場到着したが既に先行者は各入渓点に停車しており、かなり上流部からのスタートとなった。幸い前日あたりの入渓の形跡もなく条件は良いと思われたのだが、クモの巣が異常に厚く場所によってはフライを外してフォルスで巣を取り除いてからのアプローチとなった。
渇水とまではいかないので魚はほぼ9割ヒラキに定位しており、本日は100%サイトの釣りになった。こちらが先に見つけているので有利と思いきや魚の警戒心はかなり敏感になっており少しのミスキャストでティペットの着水位置や微量のドラッグでビューンと走られるケースもあり、かなり神経を使う釣りになった。
これなら渇水まで行ってくれれば白泡攻めでもう少し大雑把な釣りが出来たのだが。
今回はヤマメが主体となったが魚体のコンディションは良く半数以上はフライを飲まれる結果だった。
これからお盆休みで県外等からも訪れる方がいると思いますが、雨が無いせいでアブ、薮蚊と煩く不快な虫も多いので防虫対策の準備と定番の熊避けグッズもお忘れなく。
リーダーシステムは、
ウルトラ ファストスペシャルバージョン 15ft 4X,5Xにティペット 5X,6X 3~5ft継ぎ足し全長18~20ftシステム
使用タックルは、7ft10in ・#1
使用フライは、#10,#12テレストリアルパラシュート、#12ディアヘアカディスなど
Report by 谷々 和彦