釣行日:2019年8月14日
エリア:秋田県 仙北市 玉川水系
今年の秋田は降水がなく暑い夏でお盆前から猛暑日を連続するなど例年にない暑さに追い打ちをかけて台風10号の影響でフェーン現象が発生し体温並みの気温になっている。
今回は涼を求め山岳渓流(半分シャワークライム)に向かった。
林道終点に車を停めた途端にアブのお出迎えで、おそらく数万匹の大群に車を降りる決心を鈍らされるが意を決して準備を整えまずは杣道を徒歩2.5時間アブに追われながら進む、運良く山は曇天で日射しに照らされる事なく快適に進めた。
当日の先行者はなかったが早い人では10日からお盆休みが始まっているせいか河岸の踏跡と真新しいブドウ虫の容器が落ちているのを見ると数日前からの先行と場荒れが懸念された。
釣り遡って1時間位は明らかに場荒れの状況だったが、踏跡が消えた辺りからはここ近年ではなかった程の魚影の濃さと反応で、定石のレーンを流せば9割は反応ありだった。サイズのアベレージは8~9寸で超渇水で水の状態が悪い割には力強い引きで楽しませてくれた。
調子に乗って帰路(川通し)の事を考えずに詰めすぎて車に戻った時には辺りは真っ暗だった。反省。
今回の相棒もAQリーダーが大活躍で、フェーン現象による奥羽山脈吹き下ろしで渓は終日アゲインストの風だったが全く風が苦にならないバットパワーとターン性能で終始快適な釣りが出来た。
もはや私にとっては無くてはならないリーダーになってしまった。
本当にお薦めです!!
使用タックルは、6ft10in・#1
使用フライは、#10#12ピーコック系パラシュート,プードルなど
リーダーシステムは、AQナイロンリーダー12ft4x にフロロティペット5~6x 4~6ft継ぎ足し 全長16~18ft
Report by 谷々 和彦