【状況別ラインの使い分け:石鯛ゴールドと石鯛ホワイトゴールド】

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そろそろ伊豆半島の石鯛シーズンが開幕となります。

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開幕当初は水温が安定せず底潮が冷たかったりしますとどうしても石鯛の活性が上がらず尚且つ警戒心も強くいわゆる“喰いが渋い”という傾向にありますが春磯の魅力は喰わせのテクニックを駆使し一発大物への期待が大きいということに尽きると思います。

石鯛仕掛けは固定仕掛けや誘導仕掛けがあり、付けるパーツや工夫は人それぞれでありますが今回は春磯で特に気をつけたい道糸の状況別使用法について触れたいと思います。

フジノラインでは2種類の石鯛専用ナイロン道糸がラインナップされていますが、オールマイティーに使えるのが「石鯛ゴールド」。

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白く着色されているので視認性は抜群。仕掛けが投入されている方向が分かりやすく、潮色が暗く濁っている状況で足元のピンポイントに仕掛けを投入誘導する時にはっきりと視認できるので的確にピンポイントが攻略できます。潮が澄んでいる時でも曇天や雨天時は海中も暗いので石鯛からは視認しにくいと思います。

 

 

石鯛ホワイトゴールド」は海中では視認しにくいカモフラージュカラーを採用。

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潮が澄んで明るい時に石鯛に警戒心を抱かせないように「石鯛ホワイトゴールド」比較的に小さな磯で複数名が同じ方向を向いて同じ竿下のポイントを攻めたりする場合は海中から見ると何本もの道糸が並んで立ち上がっているように見えます。

この状況下では当然石鯛は警戒心を強めて活発に摂餌しません。そんな時は見えにくい「石鯛ホワイトゴールド」を使用して少し離れたポイントを探して攻めるのも一つの方法です。以前、潮色が澄んで明るい時に「石鯛ゴールド」を使用していて活性も高くなくなかなか食い込まないので、「石鯛ホワイトゴールド」を巻いてある予備のリールに付け替えて同じポイントを攻めたところ違和感なく食い込みました。

今後もこのようなケースがあると思われますので「石鯛ゴールド」「石鯛ホワイトゴールド」の状況別使い分けは必要だと思います。

以上「石鯛ゴールド」「石鯛ホワイトゴールド」のナイロンラインの春磯における使い分けをレポートしました。大型の石鯛に出会える春磯シーズン、準備万端で凱旋を果たして頂きたいと思います。

Report  by 藤沢 友得