尺鮎レポート「AQナイロン0.4号で尺鮎釣りました!」by 小林尚之氏

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大分県の釣友から「玖珠川で尺鮎が釣れている」と連絡があり、9月25日、大分県日田市の大倉釣具店で鑑札と囮を購入。
「良いポイントがあれば教えて下さい」と聞くと、最近釣果があまり期待出来ない状況、23日(土)、24日(日)は連休でもあり、多くの釣り人で賑わい、実績のあるポイントで尺鮎を釣るのは難しいとのこと。入川しやすいポイントを勧めていただきました。
また、日券を二日分お願いすると、今日1日分だけ買って、釣果が良かったら明日一日券を買ってはどうかと言われました。
これは釣れないということだと悟って、教えていただいたポイントへ急ぎました。
案の定誰もいません。「これはだめだなぁ」とあきらめて釣り始めると、どうしたわけか10秒で30.3cmの鮎が口掛かり、苦も無く取り込めました。鮎を見た時、尺あるかなと思いましたが、そんなに簡単に釣れるはずないと思い、メジャーを持っていないので、28cmの鮎ということにしました。


釣った鮎を囮にして根掛かりするといけないので、新しい養殖の囮に交換。
釣った場所はポイントが荒れていると考え、落ち着くまでおいて、10m程上流の流心に2号のシンカーを付けて囮鮎を入れると、速攻でしかも背掛かり。
川底にへばりついて浮いてこない。ナイロンの0.4号だったのでラインが切れてもいいやと思い、必死でやり取りし、下手のトロ場へ何とか誘導し確保しました。
網に入れたとき、最初の鮎よりスケールが違うと思いました。今まで釣ったことがないサイズ感でしたが、「なき尺」と考え、鮎釣りを続けました。
その後3匹釣れましたが、25cm~28cmどまり。
頭の中では尺鮎は釣れていなかったので、17時頃竿をたたみ、自宅に帰る準備をしました。


鮎を氷締めにした後、地元の釣友に会い、クーラーの鮎を見せたところ、手で計って「この鮎、余裕で尺超えとる、大倉釣具店は19時までやってるから早く行って検量してもらった方がいい」と言ってくれました。
大倉釣具店さんへ持ち込み検量していただくと、鮎をみてビックリされていました。


自分のことのように喜んで下さり、とても嬉しかったです。
釣友に会って本当に良かったなと思いました。全てがうまく繋がって今回の釣果があったのだと思いました。


Fujino「AQナイロン0.4号」の強度、恐るべし。初めて使用してみて、目からうろこでした。

「尺鮎釣りデータ」
日時:令和5年9月25日
場所:大分県日田市 玖珠川
タックル:竿 シマノ「豪腕 尺鮎 9.0-9.5」
天上糸:FUJINO Turbo V 天糸 0.8 50m
天上糸から水中糸までの中間糸:フロロ0.6号 1m
水中糸:AQナイロン鮎水中糸 0.4号 4m
つまみ糸:フロロ 0.6号 30cm
ハナカン:7.5号フック式
ハナカン回り糸:2号
逆針:3号
ハリス:2号
針:9号
釣具店:大倉釣具店(大分県日田市竹田新町5-4 電話0973-22-5691)
※鑑札、囮鮎、検量、宿の手配もしていただきました
   
仕掛けのポイント:
「水中糸の両端、接続部分の強度を上げるための処理」
水中糸の糸端で三重の輪を作り、その輪を3回ひねりの8の字結びでひとまとめにする。
こうすると接続部は6本の糸になるので、結束部の強度が上がり切れにくい。

 

※本レポートはユーザー様からの投稿になります。