全日本磯釣連盟静岡県支部設立60周年記念大会in神子元島  レポート

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5月14日(日)全日本磯釣連盟静岡県支部設立60周年記念大会が静岡県神子元島で開催されました。


当日はあいにくの雨模様。南からのウネリも多少入っていたので青根、沖青根、カメ根等のA級磯は渡礁不可の為、本場3号、4号、カリト、裏波止場、ツナトリ根に分かれての釣りとなりました。

本場、カリトではさほど速くない下り潮が効いて釣りやすいものの底潮が冷たいせいか底物の活性があまり高くなく、
裏波止場周辺の上物組は潮が効かずこちらも苦戦した様でした。

私は最後にツナトリ根に渡礁しましたがその日は潮裏でアタリも遠くエサのヤドカリにも低反応でした。
ツナトリ根周辺は根が複雑で上り潮の時に有望な磯ですがその日は水深10メートルから15メートルの浅めのタナを丹念に探ると時折ワイヤーハリスにイシダイの噛み跡が付いたりして期待感がありましたがやはり潮が動く気配が無ければ走らず、納竿を迎えました。

そんな状況下でも本場では石物釣果があり、大型のバラシもあったようです。
裏波止場では本命のメジナの活性が低く苦戦しましたが多彩な他魚が竿を絞り込み楽しめたようです。


最後は表彰式と抽選会で盛り上がり、終日事故なく盛況のうちに閉会となりました。

静岡県支部設立60年と言えばまだ私が生まれる前に発足したということになります。
その間、山あり谷あり紆余曲折あったようですがやはり趣味を通じての仲間というものはなかなか得難く、尊いものであります。

今大会も支部役員さんや会員の皆さんが一致協力して大会を盛り上げてくれました。

フジノラインさんには多大な御協賛を頂きありがとうございました。
これからも仲間の皆さんとおおいに磯釣りを愉しみ、切磋琢磨し磯釣りの世界を盛り上げて行かなければいけないとあらためて思いました。

Report by 磯インストラクター 藤澤友得