第7回全磯連静岡県支部寒メジナ釣り大会 レポート

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第7回全磯連静岡県支部寒メジナ釣り大会に参加してきました。

3月26日に全磯連静岡県支部主催の第7回寒メジナ釣り大会に参加してきました。
今年に入ってからの西伊豆でのメジナ釣りは例年とは様相が一変し、非常に食いが渋く、毎回苦戦を強いられている状況です。
釣り場は西伊豆の小下田。

当日は朝8時頃から雨の予報で竿に雨滴が着くことで道糸の操作が難しくなり、又撒き餌の仕上げ具合なども一考しなければね。
なんて受付前に参加者の皆さんと雑談。

受付を済ませて、渡船に乗り込み、磯割抽選で割り当てられた磯は『高島』。
サラシも無く、潮も効いていないので際狙いか、遠投の深場狙いとなる目算でしたが、実釣では最初はエサが残る状況が続き、
深場に仕掛けを入れ込むとエサが取られるようになっても道糸や竿先に感じ取れるアタリが無い時間が続き、仕掛けも頻繁に変えながら試行錯誤の釣りを展開しました。

釣り始めは曇天でも視認しやすい道糸のAQ磯アドバンテージを使用していましたがフロートラインでは小さなアタリが出にくいと感じ、
途中から141シンカー磯に替えてみました。流石の141シンカー磯です。

時々、ほんの少し張り気味の141シンカー磯がスッと動き、魚のアタリとしては小さいながらも引き込まれます。

その度に止めたり、誘ったり、送り込んだりして試しますが魚の口にハリが掛かりません。
ウキの動き、道糸の微細な動きに神経を集中させて臨みましたが結果はメジナの釣果は残念ながら0。
同磯の方も0。

納竿後の検量は全員0。

こんなことがあっていいの?

と天を仰ぎました。

色々な魚を持ち込んだ方もいましたが殆どの釣果は底物系。
やはり、仕掛けを入れ込む釣法を取らざるを得なかったという事でしょう。

協賛していただいた品は抽選会で使わせていただきました。

これからのメジナ釣りは更に難しくなりますが、それ故に食わせた一枚はきっと嬉しい釣果となるでしょうし、
黒潮の影響で水温が高めなのでAQ磯アドバンテージを使用しての南伊豆の尾長メジナ狙いも楽しみです。

フジノライン磯インストラクター 藤澤友得